123456TOTAL
浜見少年野球部0001012
なでしこマリンズ3000014
木村・内田-上野

若鮎杯3回戦。1週間前の週間天気予報ではこの週末は行楽日和と言っていたような気がしますが、朝からドンより曇り空。練習開始する頃にはポツポツと雨が。午前中の試合を勝てば午後も準々決勝とダブルヘッダーとなるため天候が心配です。

午前中浜見小でしっかりアップをし移動です。試合会場のなでしこ小に到着しましたが、なんとか天候ももってくれてます。このまま試合を早くスタートしたいところです。

さぁ試合開始です。今日も先行。先制攻撃でガツンと初回からいき試合を一気に決め早く次の試合をと選手もスタッフも早る気持ちを抑えてプレーボールです。

雨がポツポツ降り始めてきたその初回の攻撃。先頭上野が三振に倒れ、ん、これはいつもと違うぞと感じました。ズバリ的中。2番が倒れ、3番も三振。イヤな雰囲気を残したまま初回を終え守備に。先発は木村です。2試合目もありましたがそれでもしっかり勝たなければいけないこの試合にエースを投入し、一気に試合を決め継投と考えてましたが、そんな余裕を言っている場合ではないゲーム展開になります。初回のイヤなムードそのまま先頭を四球で歩かせてしまい、その後エラーも2つあり気が付けば3失点。これが結局最後までひっくり返す事が出来ず、終わってみれば2-4と惜敗。若鮎杯の挑戦は3回戦で終わりました。

初回の流れをみて今日は苦しい試合展開になるなと思いましたが、相手ピッチャーを最後まで攻略出来なかったのが敗因です。足を絡めた攻撃で2点は奪いましたが、出塁率が悪く相手を翻弄することが出来ませんでした。作戦はもっとあったかもしれませんでしたが、子供達ならきっと打ち崩すと信じ攻めにいった結果なのでやむを得ません。途中雨でゲーム中断し、ずぶ濡れになりながらの試合でしたがよく頑張りました。雨の中ボールが滑る状況で木村も好投です。勝って平塚球場で試合をし優勝することを目標にやってきましたが、力差は殆どなくどちらが勝ってもおかしくない試合となりました。

今日は、昨日から色々あり試合前に子供達へ約束をするようお願いをしました。それは自分の発言や行動をみてチームメンバーや周囲の人が嬉しくなったり幸せに感じることができる行動や発言をしよう、自分のことを中心に考えることはよそうという約束です。試合で思うようなプレーが出来ずにイライラしたり、三振をして泣いたり怒ったり、エラーをしてしょげて落ち込んでいたり、それを見たチームメンバーや回りの人は嬉しくなったりハッピーに思えるか。応援せずベンチで遊んでいたら試合に出ている選手は嬉しいか。自分のことしか考えていない行動をとりそれでチームワークといえるか。野球が上手になることも大事ですが、私は野球を通してそういうことを学んで欲しいです。自分の弱い心に負けない精神力、他人を思いやる気持ち、みんなで同じ目標を持ち一緒に頑張るというチームワーク、そういったことを野球を通して学び成長して欲しいと思います。それが出来る方が試合に勝つよりもずっと素晴らしいことだと私は思います。試合が終わり振り返ると、朝話したことを忘れていた子、意識して対応してた子、それぞれいましたがこれからも忘れずにいて欲しいです。

若鮎杯も終わり、残すはあと辻堂リーグのみとなりました。優勝がかかった最後の一戦は子供達と最高の試合にしたいと思います。子供達のこれまでの努力が全て報われ存分に発揮出来るよう、また必ず6年生にタイトルを手にさせるため、最後の公式戦、私も精一杯采配します。ゴールテープもいよいよ目の前となりました。